中古住宅売買の3つの新常識!

※条件(内容)により、費用については、沖縄不動産情報館(スマイル商事)で負担いたします。

目次

1.インスペクション

中古住宅を検討する買主様は、『欠陥はないのか』等、何かしら建物に対する『不安』を抱えています。そのような買主様の『不安』を解消する一つの方法が『インスペクション(建物状況調査)』です。

また、中古住宅取引の際、瑕疵(かし)保険を付保して消費者を保護しようという動きがあるため、瑕疵(かし)保険』をかけるためのインスペクション(建物状況調査)と言っても良いと思います。

住宅診断士が専門家の立場から、目視・触診により、住宅の欠陥の有無や、基礎・外壁のヒビ割れなどを診断します。調査結果から物件の改修箇所や時期を助言することで、物件の現状を把握し、不透明性を解消できます。

目視・触診による調査費用は、建物の大きさによっても異なりますが、7万円前後くらいが一般的です。(条件により沖縄不動産情報館が負担致します。)

高いと感じる方もいると思いますが、『安心』の付加価値が加わるという意味では安いものなのかもしれません。

取引前にインスペクション(建物状況調査)の実施を行い、物件の状況を把握することで、売買金額の目安や修繕・補修の箇所、修繕や補修にかかる概算費用などを事前に確認することができるため、買主様は『安心』『納得』のできる中古住宅の取引が実現できます。

インスペクションのメリット

  • 引渡し後のトラブル防止
  • ライバル物件との差別化
  • 購入前のリフォームや修繕内容に役立ちます
  • 瑕疵(かし)保険へ加入できればされなる『安心』を確保できます。
  • インスペクション+瑕疵(かし)保険=税制優遇

など

2.既存住宅売買瑕疵(かし)保険

既存住宅売買瑕疵(かし)保険は、第三者機関により、『検査』と『保証』がセットになった保険制度です。

中古住宅売買において、売主様が個人の場合、買主様は、購入した中古住宅で見つかった瑕疵(かし)=欠陥を保証書に基づき保険で対応していただけます。買主様は購入後の『不安』が払拭され、売主様も売却後の責任を保険で保障できるため『安心』です。

そこで政府は中古住宅でも『安心』と『納得』のいく取引ができることを重要施策に掲げ、検査と保証がセットになった既存住宅・リフォーム用の保険制度(最長で5年間、最大1000万円の)の整備を行っています。

既存住宅売買瑕疵(かし)保険の内容が理解しやすい動画も貼付けさせていただきます。

3.住宅履歴情報

『住宅履歴情報』という言葉を初めて耳にする方も多いと思います。簡単に説明すると、行きつけの病院にある『カルテ』や、車の『車検証』と同じものと考えて頂けると理解しやすいと思います。

『住宅履歴情報』のメリットとして、過去の情報が明確なため、計画的に合理的なリフォームや修繕、改修を行うことができます。また、物件を売買する際、過去の『住宅履歴情報』があることで、買主も物件の詳細を把握できることから、『安心』して検討していただけます。

住宅の設計、施工、メンテナンス、維持管理、権利及び資産等に関する情報が蓄積されたものになっており、いつ、誰が、どのように建築を行い、修繕やリフォームを行ったのかが把握できる情報です。

国土交通省では、中古住宅の円滑な流通と維持管理、災害時の迅速な対応、既存住宅の適正な売買を実現するため、『住宅履歴情報』の仕組みを整備しています。すでに『長期優良住宅の普及の促進に関する法律』が平成21年6月4日に施行され、長期優良住宅の認定を受けた住宅は、『住宅履歴情報』の保存が義務化されています。

国土交通省(住宅履歴情報の整備検討について)(平成19~21年度)

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