空室対策の『貸し方』を考える!! 

インターネットの普及により、物件の金額や地域の環境、部屋の様子を写真で見ることができる時代になりました。お客様自身が物件の良し悪しの判断基準ができるようになり、家賃相場が高い物件や、ありきたりの物件はなかなか選んでもらえない時代になっている気がします。

また、消費税や相続税対策を理由に新築物件を建築する方が増えているため、同じような条件でも古い物件を選んで頂くためにはちょっとした工夫が必要な時代です。家賃を下げることなくお客様に選んでいただくため、現状回復工事の段階でちょっとした工夫を加え、お客様の目に止まる物件作りは重要です。

1.好みのクロスを選ばせる!!

弊社では、大家様とリフォーム業者と相談し、お客様が一部のクロスを選べる物件があります。好みのクロス(色・柄)を選べることから、少しでも理想のお部屋を作れることが好評を得ています。

全てのお部屋のクロスを選ばすのではなく、リビングだけであったり、寝室だけだったりと一部のクロスを選ばせてあげるだけで楽しい気持ちになり、他の同一条件の物件と差をつけることができます。現状回復工事の際、多少の金額がかかりますが、空室対策でお客様に選んで頂ける一つの方法です。

2.和室を洋室に!DKをLDKに!!

少し前に建築された物件は、2DK(和室×2 DK×1)などの間取りで、キッチンが狭く、和室が2部屋の物件などがあります。

最近のお客様は、『リビングが広い方が良い』『和室は好まない』『和室は一部屋だけで良い』などというニーズ(要望)があることから、新築物件でも和室がない物件が多い現状です。お客様のニーズ(要望)に合わせ、リビングを広くしたり、和室を洋室に変更することも空室対策の一つの方法です。

3.家具・家電のプレゼント!!

一人暮らしをする方や、彼女・彼氏さんと同棲を考える方、お客様の状況や地域の環境により、新しい環境で生活するには家電や家具を揃える必要があります。

経済的に大きな負担がかかるため、少しでも経済的な負担を軽減させる方法として家電や家具をプレゼントする方法も空室対策の一つの方法です。

単身者なのか。これから同棲を始めるカップルなのか。ご家族なのか。お客様の状況によって欲しい物は異なるため、物件の間取や環境を踏まえた上でプレゼントする物を考えることが大切です。

最近の新築物件では、ガス衣類乾燥機や冷房、ガスコンロなどが設備として付いている物件も多くあります。こういった新築物件に負けを取らないためにも、家具・家電をプレゼントすることは検討してもいいかもしれません。

プレゼントする家具・家電の例
・除湿器 ・加湿器 ・冷蔵庫 ・食器棚 ・炊飯器 ・洗濯機 ・冷房 ・ガスコンロなど

4.家賃を下げるのは最終手段!!

なかなか借りてが付かないという理由で家賃を下げるという選択は最終手段です。最近では、『0円入居』『家賃だけで入居』『入居費用○円だけ』など、初期費用を抑え、入居の段階でまとまったお金がない方でも借りやすい方法があります。

この方法は、入居する際に必要な金銭(日割家賃、火災保険、保証料、仲介手数料など)が足りない分は、大家さんが負担する仕組みになっているため、大家さんと相談し、理解していただく必要があります。

初期費用(契約金)を抑えたいお客様からすれば魅力的であり、空室で収入が0よりは、初期費用(契約金)を数ヶ月の家賃収入で回収できるため、空室対策の一つの方法として活用されています。